小規模企業共済、月7万円と3万円でどれだけ差が出る?【個人事業主の節税術】

おかねを運ぶ
この記事を読むとわかる「3つのこと」

①個人事業主、必須の「小規模企業共済」の使い方がわかる!
②
お金のやりくりと将来安心できる大切なポイントがわかる
③これが超重要です!小規模企業共済の「本当」の使い方がわかる!

結論から言うと、
小規模企業共済は「掛けた分だけ税金が安くなって、しかも将来戻ってくる」っていう、
個人事業主だけが使える最強クラスの制度です。

今回は「年収600万円・手取り400万円」くらいの個人事業主を想定して、

①月7万円(上限マックス)
②月3万円のこの2パターン

で、実際どれくらい差が出るのかを計算式付きで比較してみます!
あわせて、申し込み方法もまとめるのでこれから加入を考えてる人の参考になれば嬉しいですー!

そもそも小規模企業共済って何?(おいしいの?)

ざっくり言うと、個人事業主やフリーランスのための「自分で作る退職金制度」です。
中小機構(国の機関)が運営してます!

  • 掛金は月1,000円〜70,000円まで、500円単位で自由に設定できる
  • 掛金は全額「所得控除」の対象になる(=払った分だけ税金が安くなる)
  • 廃業・65歳以上の老齢給付などのタイミングで「共済金」として受け取れる
  • 任意解約だと「解約手当金」として戻ってくるけど、20年(240ヶ月)未満で解約すると元本割れしてしまう!

サラリーマンだと厚生年金や会社の退職金制度が自動でついてきますが、
個人事業主にはそれがないんです!

国民年金だけだと正直心もとないので、「自分で退職金を積み立てる」という発想が、
めちゃくちゃ大事になります。ここが、個人事業主ならではの立ち位置!

サラリーマンと個人事業主、お金の残し方の違い!

サラリーマンは給与天引きで厚生年金に入ってて、
会社によっては退職金制度もあります。

節税の手段としては、iDeCoやふるさと納税、生命保険料控除くらいが選択肢かなと思います!

個人事業主は厚生年金がない代わりに、事業でかかった経費を自分で計上できたり、
小規模企業共済のように「掛金まるごと所得控除」になる制度を自分で選んで組み合わせられます。

守りが薄い分、攻めの選択肢も多いのが個人事業主の特徴!

うまく使えば、サラリーマンより手元に残せる可能性もあると思ってます。
僕は個人事業主の方がイイな!って思う!

シミュレーション①:月7万円(マックス)かけた場合は?

まず、掛金を上限いっぱいの月7万円(年84万円)にした場合を考えます!!

前提条件

  • 年収600万円、手取り400万円くらいの個人事業主(大体僕くらい笑)
  • 課税所得のライン的に、所得税率20%+住民税10%=限界税率30%くらいと仮定します!

① 毎年の節税額

節税額 ≒ 年間掛金額 ×(所得税率20% + 住民税10%)
     = 840,000円 × 30%
     = 252,000円/年

※84万円は7万円×12ヶ月で計算しているよ!

年間25万円くらい税金が安くなる計算!
20年続けたら、節税額の単純合計は約504万円になるー!
(複利や税率変動は考えず、単純合計です)。

② 20年後に戻ってくる金額(共済金A・概算)

掛金総額 = 70,000円 × 12ヶ月 × 20年 = 16,800,000円
共済金A(概算・予定利率1.0%ベース) ≈ 18,750,000円

今のとこ、掛金総額に対して、約195万円上乗せされて返ってくるイメージです!
(中小機構の公式試算に基づく概算値で実際は加入時期や制度改定で変わっちゃうと思うけど今んとこ)。

シミュレーション②:月3万円かけた場合は?

次に、月3万円(年36万円)のパターンです。

① 毎年の節税額

節税額 ≒ 360,000円 × 30%
     = 108,000円/年

20年間の節税額の単純合計は約216万円です。

② 20年後に戻ってくる金額(共済金A・概算)

掛金総額 = 30,000円 × 12ヶ月 × 20年 = 7,200,000円
共済金A(概算) ≈ 8,036,000円

2パターンを比較してみよう!

月7万円月3万円
年間掛金84万円36万円
20年間の掛金総額1,680万円720万円
20年間の節税合計(概算)約504万円約216万円
20年後の共済金A(概算)約1,875万円約804万円
実質負担(掛金総額-節税合計)約1,176万円約504万円

こうして並べると、
掛金を増やすほど「節税額」も「戻ってくる額」もしっかり伸びるのが分かる!

当たり前かもしれないけど、月7万円だと当然その分、毎月の手元資金は減ってしまうよね。。

生活防衛資金とのバランスを見ながら金額を決めるのが大事だなと、計算してて改めて思った!

※正確な金額は中小機構公式サイトの加入シミュレーターで確認してみてね!

申し込み方法について伝えるよー!

実際の加入手続きはこんな流れです。

  1. 加入資格を確認する:開業届を出していて、確定申告で事業所得を得ていることが条件
  2. 必要書類を準備する:確定申告書の控え(開業したばかりなら開業届の控え)、掛金を引き落とす口座の通帳など
  3. 窓口 or オンラインで申し込む:商工会議所・商工会・金融機関の窓口、またはマイナンバーカードを使ったオンライン申請のどちらか
  4. 契約申込書に記入:様式小101の契約申込書に必要事項を記入
  5. 審査を待つ:申込みから約40日ほどで「小規模企業共済手帳」が届いて加入完了

オンライン申請ならマイナンバーカードとスマホがあれば自宅で完結するので、
窓口に行く時間がない人にはそっちがおすすめです。

僕は配達終わって隙間時間で申請しちゃったよ!

実はここが本命:積み立てたお金を「借りられる」制度もあるんだよー?

小規模企業共済には、「積み立てて将来受け取る」だけじゃなく、
積み立てた掛金を担保にして今すぐ借りられる「契約者貸付制度」がある!!

正直、ここが一番大事!!

単なる節税・退職金の話で終わらせたくなかったポイントです。

一般貸付制度の概要

  • 借入限度額:掛金納付月数に応じて掛金の7〜9割、10万円〜2,000万円の範囲(5万円単位)
  • 利率:年1.5%(めちゃ安い!!)
  • 無担保・無保証人、審査なし
  • 早ければ即日、遅くとも2〜3日で資金が手に入る!

銀行から急にお金を借りようとすると、
審査に時間がかかったり、他社からの借入があると通りにくかったりしますよね・・・!

でも小規模企業共済の貸付は、あくまで自分が積み立ててきた掛金の範囲内での借入なので、
審査なしで借りられる!!

これすごくない?

軽貨物のような現場仕事だと、
車両の急な故障・修理費とかまとまったお金が必要な時がある!

そういうときに、積み立てたお金を解約せずそのまま借りられるのは、かなり心強いーーー!

さらに、状況に応じた特別貸付制度も用意されています。

  • 緊急経営安定貸付:売上が一時的に落ち込んだときに、年0.9%という低金利で借りられる
  • 傷病災害時貸付:病気やケガで入院したときなどに利用できる
  • 福祉対応貸付:住宅改造や福祉機器購入の資金に使える

最強すぎるー!!!笑

つまり小規模企業共済は「節税しながら退職金を積み立てる制度」であると同時に、
「もしものときに頼れる資金調達手段」でもある!

ブログで、あまり話されている方が少なかったから取り上げてみた!

ここまで理解して加入すると、
ただの節税商品として見るのとは印象がかなり変わってくると思います。

※延滞した場合の延滞利子は年14.6%とかなり高くなります。
あくまで計画的に返済できる範囲で使うのが前提だよ!
また、加入から1年未満は一般貸付を利用できない点も注意してくださいね。

まとめ

小規模企業共済は、掛けた分だけ税金が安くなって、
将来はちゃんと上乗せされて戻ってくる、個人事業主にとってかなり優遇された制度。

月7万円と3万円を比べても、節税額・将来の受取額どちらも大きく差が出ることが分かった!

さらに、
いざというときは積み立てた掛金を担保に低金利で借りられる「契約者貸付制度」もあります。

単なる退職金の積立ではなく、事業を続けていく上での資金繰りのセーフティネットにもなる、
というのが個人的に一番伝えたかったポイントでした!

軽貨物のような僕みたいな個人事業主は、
サラリーマンと違って自分で退職金を用意しなきゃいけない立場。(鬼)

でも裏を返せば、自分で選べる分うまく制度を使えば、
サラリーマンより有利に資産を残せる可能性もあるなって思ってる!

次は、この節税分を含めて実際どう資産運用に回しているかを書いていきます。
あわせて読んでみてくださいね!

ここまで読んでくれてありがとう!
それでは!

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